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時の花

2009 年 6 月 13 日

シキミが若葉をつける頃、ちょうどツツジとサツキが花盛りとなります。

当地では、まず五月はじめにツツジがほころび、10日間ほど美しい花を楽しませてくれます。ちょうどこの頃、境内に自生するイチハツやテッセンもワッと咲き出します。それから、ちょっと間をおいて、旧暦五月・皐月(新暦六月)になると、今度はサツキの出番です。

護摩供に用いるシキミは、境内の数本のシキミの木でまかなっていますが、ちょうどこの時期、若葉が育つ頃なので、今、それらを摘み取ってしまうと、後で困ったことになるので、シキミに代わって、ツツジとサツキを用います。

サツキ

サツキ



色とりどりの花で六器を荘厳したり、護摩供の房花に使っています。これらを炎に投じても、シキミのような音も香りもなく、なんとなく頼りない感じがします。が、それはそれで、壇上に散らばった花々はまことに華麗。夢を見ているようです。

毎朝、花にもぐるミツバチに話しかけ、花弁に集るアリが逃げ出すのを待って、花の氣配を伺いながら、一つ一つ丁寧に摘んでいましたが、そろそろサツキも終わりです。

梅雨ですね。

 
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