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石川に疎開

2011 年 3 月 17 日

東 日 本 巨 大 地 震

被災者受け入れ開始

輪島   僧侶ら市に感謝



東日本巨大地震で、県内の公営施設への被災者受け入れが16日、始まった。輪島市では、原発事故に揺れる福島県いわき市から、親戚6人のグループが到着。現地での不安感や能登までの長い道のりに、「ホッとしたが、残った人たちが心配」と複雑な表情だった。
到着したのは僧侶青木達治さん(36)と、90歳の祖母、妊婦7ヶ月の義姉ら成人女性5人。青木さんは住職を務める寺で震度6強に見舞われた。建物被害は少なかったが、原発から35キロほど南西に位置し、避難エリアが広がるに連れて恐怖感が襲ってきた。
同市の広報車は屋内退去を呼びかけていたが、「東京電力の対応を見ていると、実態が全くわからない」と不安を感じ、妹の嫁ぎ先が輪島市にある縁で同市に避難することを決めた。15日午前、近くの親族を乗せて車2台で出発。ガソリンがほとんど手に入らず、残った分量だけで行けるところまで南下した。
水戸市で放射線の測定を受けた際も、いわき市からの避難民が50人ほど並んだという。茨城県内でガソリンが尽きたため、義弟に迎えに来てもらい、16日午後にようやく輪島市に到着した。
市は6人の受け入れを決め、16日は市有宿泊施設を、17日以降は市営住宅を、当面は無料で1部屋開放する。青木さんは「住む場所が心配だったけれど、こんなに親切に対応してもらえるなんて。とてもありがたい」と感謝する。
一方、別の寺の住職を務める父は、寺を守るために残った。檀家の中には、避難先が見つからなかったり、ガソリンが足りなかったりして、市外に出たくても出られない人が多い。
青木さんは「頼る場所があったのは幸せなこと。早く戻りたいが、原発が落ち着かないと…」と落とした。

 

被災者に県営住宅

無料貸し出し情報

 

県は16日、被災者を受け入れるために、県営住宅の空き家情報の公開をホームページ上で始めた。

同日現在、被災者に提供できるのは、「額団地」(金沢市額新町)、「末団地」(同末町)、「三十苅団地」、「三十苅南団地」(いずれも同市三十苅町)の4カ所で計46戸。地震で現在の住居に住むことができなくなった人を対象にし、家賃免除で最長1年間の貸し出しを計画している。

問い合わせは、県営住宅管理センター金沢駅西店
(電話076−232−5140)

(読売新聞 2011年3月17日)

一番乗りで疎開されてこられたので、テレビでも放映されていました。

 
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