護摩 > 護摩供の手法
2012 年 1 月 9 日
護摩には、護摩壇を構え、実際に火を燃やし、供物をその中に投ずるなどの事作法を主とする外護摩(事護摩)と、事物によらず理念的に煩悩の焼除を瞑想する内護摩(理護摩)とがあります。
普通、護摩といえば前者の外護摩をさしますが、外護摩を修法する阿闍梨の心中では、内護摩の煩悩滅却の炎が燃えているのです。

護摩壇
護摩はまず壇に本尊を安置し、火炉に護摩木を井桁に組み上げ、火を焚いてその中に種々の供物を投じます。そして、行者が火天の三昧に入って、火天を招き、さらに本尊の三昧に入って本尊を火炉に召請し、本尊と火炉と行者とが一体となって供養します。
また、行者が手に印を結び(身密)、口には真言を唱え(口密)、心に本尊を念じる(意密)ことによって、本尊と行者の身口意の三密が相互に渉入し(三密相応)、本尊が行者に入り、行者が本尊に入り(入我我入)、本尊と行者と一切衆生が結ばれ、本尊の加護が一切衆生に及び所期の目的が達成されるのです。



最近のコメント