護摩 > 護摩供の本尊

2012 年 1 月 9 日

護摩の本尊は必ずしも決まっていたわけではありませんが、一般には不動明王が広く行われるようになったようです。不動明王は火生三昧に住し、すべての煩悩障碍を焼き尽くすという点において、護摩法の本尊にふさわしいのでしょう。

当山では、毎朝、摩利支天を本尊とする「摩利支天護摩供秘法」を勤修しています。

摩利支天が、常に太陽の前にあって、陽炎(かげろう)を神格化された尊格であるがゆえ、護摩供の火炎光が尊天への最上の供養となります。皆さま方の願いを護摩木に託し、火天の口とみなされる火炉に投じながら一心に祈念します。

ほかにも、「八千枚護摩供」と呼ばれる特別な護摩供があります。山のような8000本の護摩木を長時間焚き続けるという秘法です。いわば、私たちの願い事や煩悩が尽きぬかぎり、護摩の火も絶えることはないということです。

 
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