護摩 > 火生三昧

速水御舟筆 『炎舞』
ここにみる速水御舟筆「炎舞」は、まさに護摩供の火焰光といえるでしょう。
日々、護摩壇で燃えさかる炎に対面する行者の目には、この炎は護摩供の火焰光そのものとして映ります。まことに貴い仏画です。
御舟は、作品の制作にあたって、大正十四(1925)年の7月から9月にかけて約3ヶ月間、家族と共に滞在した軽井沢で、毎晩、焚き火をたき、そこに群がる蛾を写生したり、採集した蛾を室内で写生したということです。
一つのことに、トコトン打ち込むということ、その対象になりきるということ。
まさに真言行者の火生三昧です。
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