摩利支天 > 太陽神・摩利支天
2012 年 1 月 9 日

マーリーチー
摩利支天(マーリーチー)は、陽炎を神格化した女尊。その起源は、ヒンドゥー教の太陽神(スーリヤ)に関係があります。
図像的にも類似し、スーリヤが7頭立ての馬車に乗るのに対して、マーリーチーは、7匹の猪が引く車に乗るという特徴を持っています。
ほかにも、7頭の獅子に乗るみほとけに大日如来(ヴィローチャナ)がいます。
また、火天(アグニ)の乗る車も7枚の舌をもった馬が引くと言われています。
これらから、7という数字は太陽をめぐる神々のキーナンバーであることがわかります。7は、すなわち完全性や秩序、さらにはここからの超越を示す存在をあらわしています。
たとえば『旧約聖書』の「創世記」において、神は世界を7日で創造したとされ、釈尊は誕生の直後に北に向かって7歩進み、「天上天下唯我独尊」と獅子吼されたと伝えられています。7歩の歩みは、超越的な存在への移行を表しています。
護摩供で摩利支天をもっぱら供養するのも、当然といえば当然。どうりで燃えて燃えて燃えまくるはず。



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