アーカイブ

‘日の丸’ タグのついている投稿

さまよう兵士たちの日の丸

2009 年 12 月 8 日 コメント 1 件

テレビをつけたら、寄せ書きの日章旗が目に飛び込んできました。

遠い異国の地で死闘の末、命を落とした若き日本兵が鉄兜(ヘルメット)にしのばせて所持していたという日の丸でした。死後、それらが戦利品として米兵の手に渡り、今では、アメリカの一部のコレクターの間で売買されているという事実を知りました。

さまよう 兵士たちの “日の丸”

「さまよう 兵士たちの“日の丸”」 アメリカのコレクターに売買される日の丸(天地・表裏を逆に取り、ポーズを決める米国人)



それを憂う方々が、厚生労働省を通じ、日本の遺族に日の丸の返還を働きかけているようです。しかしながら、戦後68年の歳月がそれを阻み、なかなか思うように作業が進んでいないというのが現状です。「さまよう 兵士たちの“日の丸”」という番組でした。

家族や友人たちが、兵士となった男子を戦地に送り出すとき、日の丸に寄せ書きをし、男子が折りたたんだそれを肩から懸けて戦地に赴いて行きました。祖国と地域と家族を肩に担いで戦ったのです。

日の丸には「武運長久」と墨書されていました。その勇ましい文字には、「戦勝」を祈る意味とはまた別に、「どうか無事に帰ってきておくれ」というみんなの悲痛な想いが込められているようです。

番組内では、生々しい血痕が飛び散る日の丸を数枚見かけました。

それらが、2万円程度の価格で売買されている様子を見るにつけ、尊い英霊の魂が行き場を失い彷徨うようにも、私たちの魂が売り買いされるようにも見えました。いや、近い将来、祖国が外国人に売り買いされるようにも..

今日、12月8日は、「成道会」(じょうどうえ)。お釈迦様が悟りを開いた日。
そして、決して忘れてはならない、対米英開戦記念日 (太平洋戦争開戦記念日) 。
戦争が終わっても、未だに115万柱の遺骨(霊)が帰ってきていません。

南無。

 
カテゴリー: よもやま話 タグ:
Google Analytics, Yahoo! Web Analytics