ヨウ素剤の備蓄倍増
2012 年 1 月 29 日
南無摩利支天
中能登町 志賀原発災害に備え
志賀原発の原理力災害に備え、中能登町は甲状腺被ばくを防ぐ安定ヨウ素剤の備蓄量を増やす。現在備蓄している1万8千人分の錠剤を倍程度に確実に増やし、災害時に住民に確実に行き渡る体制を整える。福島第1原発事故を受けた国の防災地域の拡大により、他の市町にも同様の動きが広がる可能性がある。
ヨウ素剤を摂取すると、放射性ヨウ素が体内に取り込まれても甲状腺に蓄積するのを抑える効果がある。原子力安全委員会のマニュアルでは、成人1回2錠を服用し、効果が持続する間に放射線ヨウ素の影響がないエリアに避難することなどを求めている。
石川県内では、県が志賀原発の半径10キロ圏内にある志賀町と七尾市に計8万8千錠を配布。羽咋市と中能登町は住民の安全確保のため、それぞれ独自に備蓄している。
中能登町は新年度予算案にヨウ素剤の購入費を計上する方向で、鳥屋、鹿島、鹿西の3地区に配布した3万八千錠を倍程度に増やす。同時に鳥屋地区の町保険センター「すくすく」で一括管理されている幼児用の粉末ヨウ素剤と服用のためのシロップや水千人分を追加する方針だ。
福島第1原発事故を受けた防災地域の拡大で、中能登町は事故に応じて避難する原発から半径30キロの「緊急防護処置区域(UPZ)」に入る。
福島第1原発事故では、政府の服用指示などの遅れで自治体が準備した安定ヨウ素剤が住民に活用されないなどの問題も起きており、中能登町は「十分な数を確保し、混乱した現場で住民が確実に服用できるようにするにはどうすればいいかを今後、研究したい」(保健環境課)としている。
(北国新聞・平成24年1月29日)




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